第25回生産マイスター検定レポート(全体概要)

実施日:2022年10月23日(日)
団体会場およびIBT(オンライン)受検
生産マイスター検定を受検された皆さん、本当にお疲れ様でした。そして、バックアップをいただきました企業の担当者の皆さん、本当にありがとうございました。
「ものづくりのプロ」を目指す皆さんの成長の支援として、また「生産現場の必須資格」として、2012年から始まった生産マイスター検定は、おかげさまで25回目を実施することができました。今回も多くの方が挑戦し、多くの合格者が生まれました。
生産マイスター検定の合格は、重要な目標であるかと思います。しかし、真の目的は、学習した知識や技術をしっかりと身につけ、日ごろの業務や改善に活かしていただくことにあります。残念な結果に終わった方はもちろんのこと、合格者の方も「本人用検定結果通知書」を参考に、もう一度復習(振り返り)を行い、さらに理解を深めていただきたいと思います。
故・土光敏夫氏の言葉に『学理を開発した学者には博士という称号が与えられる。技術を産業界に応用する能力を有すると認められた技術者には技術士という称号が与えられる』とありますが、同様に考えると『ものづくりの現場においてより良い生産と改善を推進する皆さんには生産マイスターの称号が与えられる』といえるでしょう。
最後に、晴れて合格し、「生産マイスター」の称号を手にした皆さんが、“ものづくり日本”の顔として、ご活躍いただくことを、願ってやみません。
結果概要
第25回の生産マイスター検定は、674人の方が申し込みをされ、うち340人の方がみごとに合格されました。日ごろの努力が実った合格者の皆さん、おめでとうございました。
不合格の方は本当に残念だったかと思いますが、次回に向けて気持ちを一新してください。本書を熟読して、再チャレンジをはかっていただければ、きっと合格の栄冠を勝ち取ることができるはずです。
また、これまでの申込者数の累計は36,157人、そして合格者数の累計は20,845人となり、多くの生産マイスター合格者が誕生してその活躍の場を広げています。
